当社養豚農場は、厳格な審査を受けた「SPF豚」認定農場です。生まれながらに病原菌を持たない豚を育てるために、農場内に入る時は必ずシャワーを浴び、専用の作業服に着替え、農場内に病気を持ち込まない防疫管理を徹底するとともに、豚のヘルスチェックを年2回定期的に行っています。
「SPF豚」とは、特定の病原菌を持っていない豚のことで、「日本SPF豚協会」の厳格な審査を受け、基準を満たし合格した農場だけが「SPF豚農場」として認定されます。
この制度では、設備や防疫管理、豚のヘルスチェック(健康診断)、薬品の使用規制、生産成績、飼育施設状況などに対し、それぞれの評価方法、基準値など詳細が規定された厳格な審査が毎年実施され、品質の高い「SPF豚」の安定生産に力を注ぐ農場の認定事業となっています。
当養豚農場では、審査基準を遵守することはもちろん、社員や外来者の入退場時のシャワーの義務付け、さらには社員の食事にいたるまで殺菌を行い、防疫管理も徹底しています。
また、「SPF豚」は、病気の無い状態で生まれてくるので、病気によるストレスが少なく、治療のための抗生物質を与える必要はほとんど無いため、薬品残留の心配がありません。
そのようなSPF豚は、★くさみがない。★きめが細かくやわらかい。★保水性が高い。などの特徴のあるおいしい豚肉になります。
SPFは、Specific-Pathogen-Free(スペシフィック・パソージェン・フリー)の略で「特定病原体不在」の意味です。
農場の環境対策は、膜処理機能を備えた浄化処理施設を整備して環境にやさしい農場づくりに取り組んでおり、特に上馬場農場の浄化施設では、RO膜処理を行い、純水化処理を実施しています。